朝が変われば、1日が変わる。たった15分の「自分メンテナンス」
【はじめに】
毎朝、目が覚めた瞬間に「今日も疲れてるな」と感じたことはありませんか?
やる気が出ない、気分がどんよりする……
そんな状態で一日をスタートさせると、心にも体にもずっと重たい空気がまとわりついてしまいます。
でも、たった15分だけ自分のための時間をとることで、その日の調子がぐっと変わるんです。
今回は、忙しい人にもぴったりな心と体が整う朝の習慣をご紹介します。
なんとなく疲れてるのは、朝のせいかもしれません
疲労感、イライラ、集中力の低下…こんな悩みありませんか?
- 朝起きてもスッキリしない
- なぜかイライラしてしまう
- 1日中やる気が出ないまま終わる
こんな悩み、実は朝の過ごし方が関係していることが多いのです。
人間の体と心は、朝の刺激にとても敏感です
朝の空気、光、呼吸、思考の方向が、その日1日の「質」を決めてしまうんですね。
今日からできる!心と体を整えるモーニングルーチン3選

無理なく続けられる簡単な習慣です。
忙しい日々の中でも続けやすく、実感しやすい3つの朝習慣をご紹介します。
1.白湯(さゆ)を1杯、ゆっくり飲む
- 内臓をやさしく目覚めさせる
- 胃腸の働きが整い、代謝もアップ
- 手のひらから伝わる温もりに、心までほっとします
2.朝日を浴びながら、3回ゆっくり深呼吸
- セロトニンという“幸せホルモン”が分泌されます
- 自律神経が整い、気分が安定しやすくなります
- 「今日も一日よろしく」と、自分に声をかけるのもおすすめ
3.「今日の小さな楽しみ」を1つ考える
- ポイントは「大きな目標」ではなく「小さな喜び」
- 例:お気に入りのカフェでランチ/好きな音楽を聴く/息子の寝顔を楽しみにする
→脳が“前向きな未来”を探し始めるので、自然とやる気が湧いてくるんです。
朝の静けさが家族の笑顔につながる

私は50代後半、再婚して幼稚園児の息子と妻と3人で暮らしています。
毎朝の時間は、家族が起きる前に“自分を整える時間”をつくるようになりました。
きっかけは、ある朝に起こったイライラです。
息子が朝食をこぼしただけで怒ってしまい、その後の自己嫌悪で落ち込みました。
「これは、自分の余裕のなさから来ている」と気づき、
朝の10分だけ、自分のために過ごしてみようと思ったんです。
白湯を飲んで、山の方に少し歩いて、静かに深呼吸をするだけ
それだけで驚くほど心が穏やかになりました。
今では、息子の「おはよう!」に自然と笑顔で返せるようになっています。
もっと心地よい朝にするための+αのヒント
あなたの朝時間が、もっと豊かになる工夫を紹介します
以下のような簡単なアイデアを取り入れると、朝のルーチンがさらに心地よくなります。
- お気に入りの音楽を流す(クラシックや自然音など)
- アロマやコーヒーの香りで空間を整える
- 前の晩に服を準備しておく(朝のストレスが減ります)
→“五感を満たす”ことが、心と体のスイッチを優しくONにしてくれます。
小さな習慣が、大きな元気を生む
朝の時間をほんの少しだけ、自分のために使ってみませんか?
今回ご紹介したモーニングルーチンはどれも15分以内でできることばかりです。
- 白湯を飲む
- 朝日と深呼吸
- 小さな楽しみを考える
たったこれだけでも、気分の晴れやかさが変わってきます。
ぜひ、できそうなものを1つだけでも今日から試してみてください。
朝が変われば、あなたの毎日がもっと軽やかになりますよ。