「気分がのらない日」が増えてきたあなたへ
なんとなくやる気が出ない。
朝起きるのがつらい。
まわりに合わせるのも、ちょっとしんどい。
そんなふうに感じること、ありませんか?
じつはそれ、からだのリズムと生活のテンポがずれているのかもしれません。
この記事では、「体内リズム」に合わせた暮らし方をテーマに、
心地よさを取り戻すためのヒントをご紹介していきます。
読み終えたときには、きっと「今日をちょっと好きになれた気がする」
そんなふうに思ってもらえるとうれしいです。
がんばっているのに、疲れが取れない理由
いくら休んでも疲れがとれない。
睡眠時間をとっても、なぜかスッキリしない。
こんな悩み、私自身も以前はよく感じていました。
仕事に追われ、家族の予定に合わせ、やるべきことに追われる日々。
気がつけば「自分のペース」なんてものは、どこかへ消えてしまっていました。
でも、よくよく考えてみると、
「本当の自分」は、もっとゆっくりでいいと思っていたんです。
現代の社会は「スピード」が正義のようになっていますが、
私たちのからだは、もっと繊細でおだやかなリズムで動いています。
このズレに気づかないままでいると、
やがて心にも小さな「しんどさ」が積もっていきます。
3つのリズムで整える暮らしのヒント
では、どうすれば心地よいリズムを取り戻せるのでしょうか?
ここでは、私が実践して「これは効いた!」と感じた
3つのリズム整え法をご紹介します。
朝の光を浴びる:体内時計のリセット
朝、起きたらまずカーテンを開けてください。
太陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされ、
眠気がすっと引き、脳も活動モードに切り替わります。
※もし曇りの日でも、外の光を浴びるだけでOKです。
朝のリズムが整うと、一日中の体調や気分にも好影響があります。
「3つの休み時間」を作る:1日を分割して疲れを減らす
疲れがたまりにくい人は、上手に「休み」をはさんでいます。
おすすめはこの3つ:
- 午前10時頃:脳をリフレッシュする短い休憩(5分でも◎)
- 昼食後:軽く目を閉じて、深呼吸を数回
- 夕方16時頃:お気に入りの飲み物でひと息
これだけでも、ぐっと一日の流れがやさしくなります。
加えて、休憩のときにはスマホを見ない時間を意識的に作るのも効果的です。
情報のシャワーから離れることで、脳の休息がより深まります。
寝る前ルーティンで、1日を締めくくる

1日の終わりに、自分だけの「ゆるやか儀式」を作ると、
睡眠の質がぐんと上がります。
たとえば:
- お香やアロマで空間を落ち着かせる
- 静かな音楽を流す
- あたたかいハーブティーを飲む
この時間を「自分に戻る時間」にすると、
心も体もやさしく整っていきます。
さらに、感謝ノートをつけるのもおすすめです。
「今日うれしかったことを3つ」書くだけで、
気分が穏やかになり、前向きな気持ちで眠りにつけます。
50代で息子と暮らして学んだ「生活のテンポ」
私は50代前半で再婚し、いまは妻と息子(幼稚園児)と暮らしています。
若いころは「成果」や「効率」ばかりを追いかけていました。
でも、今は息子のペースに合わせて生きることで、
「ゆっくりすることの大切さ」に改めて気づきました。
たとえば、彼と散歩をすると、
同じ道でも見える景色がまるで違います。
石ころを拾ったり、花を見つけたり、
時間が止まったような、穏やかな瞬間です。 こうした「生活のテンポを落とす体験」が、
いつしか私自身の健康や心の安定につながっているのです。
「空間」と「人間関係」も整えていこう
暮らしのリズムを整えるためには、
生活空間と人との関わりも大切な要素です。
空間のリズムを整えるコツ
- 1日5分だけでも、空間を整える習慣を持つ
- モノを減らすと、空気の流れもよくなります
- 空間を浄化するお香やセージなどを使ってみるのもおすすめ
※こうしたアイテムは、「気の流れ」を感じる人には特に人気です。
対人関係のリズムを意識する
- 毎日、誰かと「ありがとう」を交わす
- 疲れたときは、連絡を一時ストップしてもOK
- 自分に合うテンポの人との交流を大切に
とくに大人になってからの人間関係は、
「無理に合わせない」ことが、良い関係の鍵になります。
今日から、ひとつだけ「ペースを落として」みませんか?
リズムは、人それぞれ違います。
早い人もいれば、ゆっくりな人もいます。
大切なのは、自分に合ったペースで日々を過ごすことです。
もし、今日の記事で「これならできそう」と思えることがあれば、
まずはひとつだけ、取り入れてみてください。
最後に、こんな未来を想像してみてください。
朝は自然に目が覚めて、
昼は笑顔がこぼれる時間があり、
夜は気持ちよく眠りにつく。
そんな「心地よさがめぐる暮らし」を、
少しずつ、一緒につくっていけたらと思います。
